東国東郡姫島村にある「健康管理センター 拍子水温泉」
飲む温泉のある拍子水温泉は姫島という島にあり、国東市の伊美港からフェリーに乗って向かいます。フェリーに乗るといっても、約20分くらいで着くのであっという間です。港に着いてから10分ちょっと車を走らせると拍子水温泉に着きます。拍子水というのは姫島の七不思議と呼ばれているものの一つで、その昔、比売語曽神(ひめこそのかみ)がお歯黒をつけた後、口をゆすごうとしたが水がなかったので、手拍子を打って祈ったところ、水が湧き出したそうです。その水が拍子水と伝えられています。拍子水は建物の脇にあります。ボコボコと大量の水が出ているのがわかります。昔からずっと湧き出ているということですが、どれくらい昔からなのかわからないそうです。比売語曽神のお話は日本書紀に書かれているものなので、もしもその頃からずっと湧き出ているとすると、約1300年もの間ずっと水が湧き出ていることになりますね。ちなみに七不思議自体もいつごろから言われているのかわからないそうです。姫島には謎のロマンが満ち溢れています。源泉を飲むことができ、口に含むと最初は鉄の匂いが、そして炭酸のシュワシュワ感が感じられます。
温泉情報
源泉名
拍子水温泉(ひょうしみずおんせん)
泉 質
炭酸水素塩冷鉱泉
pH値
ー
期待できる効果
飲泉による期待効果
胃腸、糖尿病
入浴による期待効果
高血圧症、慢性皮膚病、慢性消化器病、神経痛 、疲労回復
温泉宿情報
健康管理センター 拍子水温泉
住所:大分県東国東郡姫島村両瀬5118-2
電話番号:0978-87-2840
営業時間:平日12:00~19:00、土日祝10:00~19:00
定休日:毎週月曜日(祝日の場合は営業)
入浴料:大人300円/子供150円
駐車場:約15台
所要時間(車):姫島・姫島丸船舶待合所から13分